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2010年3月26日 (金)

政治・社会 100の行動から始まる「静かな革命」

昨年の第1回目のG1サミットが終わった後に密かに進行していたプロジェクトが、実はあった。名づけて「100の行動プロジェクト」である。そのプロジェクトの目的として、以下の通り、秘密メモに記載されている。

・日本を良くする具体的な行動を網羅的に列挙することにより、多くの日本人に明るい日本への希望をもたせる。具体的な提言をわかりやすく説明することにより、次の日本のリーダー予備軍が何をすべきかの共通認識を醸成するバイブル的な本とする。

・具体的な本のイメージは、大ヒットした『グロービスMBAシリーズ』と同様に、徹底的にわかりやすさに力点を置く。体裁も、MBAシリーズと同様に、各項目につき見開き2ページとして、ポイントと図表を入れることとする。

つまり、日本のあるべき姿を100のポイントで明記する。その方向に皆が行きたいと思い、行動をすれば、日本が良くなる、という基本コンセプトであった。

その後、2009年9月に民主党政権ができ、変化の兆しが見えたので、そのプロジェクトは、封印された。しかしながら、その後、世の中全体を閉塞感という闇が覆うに連れて、何らかの明るい方向性を見せるビジョン、共通認識を掲げる必要がると判断し、再開することを、トマムにて開催された第2回G1サミットで、確信することとなった。

「それで、具体的に何をするの?」と言う質問に対して、僕は、以下のように呟きを連発した。

先ずは、「100の行動」という各分野のやるべき行動(提言ではなくて行動です)を作成する所存だ。どんな大企業でも10ぐらいやるべきことをしっかりやれば、必ず再生する。国のレベルでも100やるべきことをしっかりやれば、日本は変る。

その「100の行動」を皆と共有し、各自が役割分担をしてその「行動」を一つ一つ実現すべく発言し、行動する。すると政治もその方向に動かざるを得なくなる。「100の行動」、一つ一つにチェック・ボックスをつくり、できたかできないかを見える形で共有する。

「100の行動」全てにチェックが着いた段階で、僕らの「静かな革命」が終わる。ただ、ここまで財政が破綻すると、痛みを伴う。既得権益を持ち、納税者の恩恵を被ってきた人は、必死に抵抗するでしょう。何を100に入れるかで駆け引きもあるでしょう。

その駆け引きや議論も含めてオープンなインターネットの場で行うつもりだ。それを最終的に「100の行動」として、本にまとめる。皆がその「100の行動」に同意し、発言し行動すれば、政治も動く。政治家には、政党に関係なく個人の立場で、参画してもらう所存です。

全ての100に同意する必要は無いと思う。日本を良い方向に持っていこうという強い意思・危機感さえ共有できればいいと思う。今の日本の現況に危機感を抱いてない人は、いないのではないかと思う。有識者の中では、危機感を共有できているので、かなり大きなうねりになりやすいと思う。

今危機感を抱いていない人がいるとすれば、次のどれかでしょう。(1)無知な人、(2)無能な人、か、(3)無責任な人。つまり、今の現況のひどさを知らない無知な人か、知っていても理解できない無能な人か、理解していてもどうでもいいと思っている無責任な人かのどれかでしょう。

自らが「日本」という同じ文化・言語・歴史を共有するコミュニティに所属する限りは、無知、無能、無責任な人以外は、良くする行動をとることが要求される。それが如何なるコミュニティにおいても正しい道理である。家族の一員、組織の一員、地球の一員であれ、それぞれに貢献をする義務が発生する。

僕は、「愛国心」という言葉はあまり好きでない。中国の愛国心や韓国の愛国心が日本という愛国心とぶつかる可能性があるからだ。1990年代の中国の愛国心教育を知るに付け、排他的愛国心がもたらす悲劇と言うものを痛感するからだ。それよりも、「コミュニティへの貢献」と考えたら別だ。先ずは、日本というコミュニティに貢献する。もう一つ次元を上げると、次はアジアというコミュニティに貢献することになる。その段階では、中国人も、韓国人も日本人も皆同じ船に乗ることになる。「コミュニティへの貢献」と考えると、諍いや争いは無くなる。

ちょっと話がそれたが、コミュニティへ貢献する義務が、それぞれの構成員にはあるというのが、僕の考えだ。日本という素晴らしい文化・言語・歴史を持つコミュニティを良くする義務が、僕らそれぞれにある。その進んでいく方向性を共有化するのが「100の行動」である。そこから、「静かな革命」を始める予定だ。

※筆者注:2010年3月24日、ツイッターでの呟きをもとに加筆・修正

この呟きには、多くの賛同者が現れた。当初、本の執筆を考えたが、今はインターネット上でオープンに実施することを考えている。誰か手伝ってくれる人がいたら、ホームページの開設などのお手伝いをお願いしたい。既に、項目出しも終わっている。今、URLも取得中だ。ただ、僕はITのプロではない。

多くの方々の参画を期待する。

2010年3月25日
堀義人 Twitter@YoshitoHori

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コメント(9)

  • G1サミット大成功おめでとうございます。
    日本でそうした企画が出来るのは、堀さん以外にいないと思います。国民を代表してお礼を申し上げたい気持ちです。日本のために一歩踏み出す事の重要性をしみじみと
    感じています。
    日本を良くする為の100のアイデアが出るなんて、
    いかに日本という国を愛していて、常にどうすべきかを深く真剣に考えている証拠ですね。それにしても100とはすごいです。やはり堀さんは、天才なんでしょうね。
    これから日本の変革が始まると思うと、私はすごくわくわくしますが、これはきっと一般的な感覚ではないでしょうね。堀さんを尊敬申し上げている人は、私と似たような感覚を持っているのかもしれませんが、世間には、危機感を持っていないか、自分の事だけで精一杯だという人達がまだまだたくさんいると思うからです。
    世論を動かすにはネットだけでは不十分な気も致します。
    やはり堀さんがメディアに出る必要も出てくるのではないでしょうか?肉声でなければ伝わらないメッセージってあると思いますし、アナログ人間もまだたくさんいると思います。また、チェックボックスなるもののイメージが全然つかめません。一部の人だけの意見に偏ってしまう不安を感じています。

    投稿者: ss

  • 堀さん、「100の行動」素晴らしいです。一人のサラリーマンである私でも、何かできることはあるでしょうか。やれることはやりたいと思います。何とかしなければ、このままでは、あまりにも将来に対して無責任すぎると思います。

    投稿者: Morooka

  • いつも興味深く拝見させていただいております。
    自分もITのプロではないのでHP開設の技術的なお手伝いは
    出来ないかもしれませんが、内容の検討やブラッシュアップ等
    には積極的に参画させていただければと思います。

    いつまでも皆が傍観者では変わらないのではないでしょうか。

    日本人の多くは、本当は変えなければいけないことは分かって
    いるのに、どうせ何も変えられないと諦めているのではないで
    しょうか。

    ここにひとつの真実があります。

    「この試みで日本が本当に変わるかどうかはわからない。
     でも、まず変えようと思わなければ、何も変わらない」

    やってみる価値は大いにあると思います。

    投稿者: Saito

  • 非常に感銘を受けました。

    「100の行動」をもとに、現在のわたしたちの世代(20歳前後)が未来のためになにができるのか、共通認識を持つ機会を設けたいと考えております。学生向けの19日のセミナーに参加予定なので、ぜひ少しでもお話ができたらと思います。よろしくお願いいたします。

    投稿者: kakizaki

  • いやあ・・久しぶりに「腹が熱く」成りました!

    「愛国心の放棄」は「戦争の放棄」に匹敵する「先見力」と感服いたしました。

    投稿者: 三成21

  • あなたの言うものは、決してbestではありませんが、betterである事に間違いありません
    あなたが無知・無能・無責任と定義づけた人達は皆、共通して「思考放棄者」と言えると思います

    真の情報を放棄し、真実を知ろうとする事を放棄し
    彼らが皆自分の楽な方へ楽な方へと思考をストップしてゆきます
    さらに困った事は、今の日本では、思考放棄こそがモダン主義の中核をなしている事であると思います

    個人の尊重、これ自体は素晴らしい考えです
    しかし今となっては、なぜでしょうか、ありとあらゆる問題を「個人の価値観の違い」という言葉に溺れて、全てを許容しているように思えます

    わかりやすい例をあげると、
    たとえば、趣味思考の全く違うA君とB君がいたとします

    いつものように、A君とB君が考え方の違いにより喧嘩をしています

    そこへC君がやって来て、こう言います
    「個人の価値観・思想の違いだよ。君たちの論争は不毛。価値観の違いなんだから、どっちが正しいとも言えないよ」

    それが、A君は殺人を楽しいと思い、B君は救命を楽しいと思っていても、です

    日本は、今のままではいずれ確実にこの事態に陥るでしょう

    世界を、私達が救いましょう

    投稿者: 小倉稲荷

  • 付け足します。

    あなたがいくら彼らに日本の現状を伝えようとも、彼らは、
    「そうか、あなたはそう考えるのか、残念だが私はそう考えない。あなたと私の価値観・思考の違いだよ」
    とだけ言い、何も考えようとしてくれません。

    それは、彼らが、自分の決めた方程式を、絶対正しいものとして信じて疑わないからです。

    まずは、彼らに聞く耳を持ってもらわねば、100の行動も難しいままでしょう。

    いくら彼らに伝えても、彼らは「価値観の違い」という考えを抜け出さない限り、私達の行動に、興味すら持たないでしょう。

    悲しい事に、これが今の日本のモダン主義なのです

    ある意味、私達は「反モダン主義」「脱既成概念化」の立場となるようです

    日本人はいつから、何もしない、自分さえ良ければ、自分さえ幸せに感じて暮らせればそれで良いと、心の無い人間が生まれるようになったのでしょうね。

    最後に、
    私はまだ18歳ですが、力になりたいと思います。
    私に何か少しでも足りない所があれば、なにとぞご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。

    投稿者: 小倉稲荷

  • 愛国心の放棄は戦争の放棄、これを叶える為には、すべての国が同時に行わねば、あなたの目指す平和は来ないでしょう
    日本から始めて、世界の目標となる・・・
    そんな甘い考えなら、あなたは前に進まないでください。
    間違った前進による結果は、後の人間を消極的にします。

    妥協は許さないでください

    真の平和の為には、地球人類一人一人の意識が変わらねばならないのですから、中途半端な策を講じても、既存の感覚に押しつぶされるでしょう。

    それだけ、人間の思いこむ力は恐ろしいのです

    あなたも、諦めないで

    投稿者: 小倉稲荷

  • トラックバックが上手くできなかったので、コメントを書きます。

    3月に震災があり、日本の閉塞感がより明確になった今、
    一人一人がビジョン(あるべき姿)を胸に、できることもできないことも全部やって、
    日本を変えていかなければならないと思います。

    自分の子供達には、衰退を必死に食い止めている日本ではなく、
    成長の熱い得体のしれないエネルギーに満ちた日本で成長してほしい。

    そのために、このプロジェクトを成功させましょう!

    そして、日本を変えましょう!

    http://blog.livedoor.jp/masahiko_jin/archives/1942179.html

    投稿者: Masahiko Sato

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