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2012年2月 9日 (木)

日本人・アジア人・地球人 第4回G1サミット~1)KIBOW遠野

(Twitterをもとにコラム化しています。その時の気持ちや思いをそのまま伝えるために、加筆修正は、最小限に留めています)。

上野で「北京故宮博物院200選展」を鑑賞してから、東北へと向かう予定が、上野駅でちょっと待ちぼうけ。東北新幹線が、珍しく遅れている。

仙台駅で途中下車して、グロービス仙台校のキャンパス候補地を内覧した。東北初のMBAとなるグロービス仙台校は、予想を遥かに超える勢いで学生が集まっている。そこで予定を早めて、物理的なキャンパスを設立することにした。東北からリーダーを輩出する、良い学びの環境を創りたい。

二時間弱ほど仙台に滞在し、3つの候補物件を下見したあとに、仙台駅で新幹線に飛び乗り、盛岡に向かった。既に新幹線のダイヤが復旧し、オンタイムの運行となっていた。

盛岡駅で下車し、辰巳琢郎さんと合流!! 盛岡駅で、KIBOWの参加者と合流し、一旦ホテルにチェックイン後に、バスに乗り、KIBOW遠野が開催される遠野市まで2時間かけて向かった。

バスが盛岡駅西口を発ち、氷点下15度の寒さの遠野に向かう。今、バスの中で自己紹介を行っている。岩手県北バスの担当者よりご挨拶。今回の盛岡便と三陸沿岸便双方で、多大な協力を得ている。協力に感謝です! 元鹿島アントラーズのJリーガーもご一緒だ。今回は、KIBOWのTシャツでなく、昨年6月に遠野で買った「負けないぞ岩手」のTシャツで登場だ。

遠野に到着。バスを降り、柏木平レイクリゾートの遠野麦酒苑の中へ。木造洋風の建物で、昔懐かしの灯油ストーブで暖を取る。一通り挨拶をしたあとに、遠野の地ビールの「河童ビール」で、辰巳さんと乾杯する。あと10分でスタートだが、まだ吉里吉里発の三陸沿岸ルートのバスが、到着していない。

三陸沿岸ルートのバスが到着、そして、僕の挨拶で、KIBOW遠野がスタートした。
現地にくると、時が経過するにつれ、課題がどう変わっているかを認識させられる。今は、明確な復興ビジョンと計画が重要だ。残念ながら、ビジョンがまだ出て来ていない。このままでは、「復旧」のみで終わってしまう。行政が現地の声を聞き、大胆な政策を練らないと、全ての海岸に14m超の堤防が作られて終わりだ。

KIBOW遠野には、NPO吉里吉里国の芳賀正彦さん、遠野まごころネットの多田さん、県会議員の福井さんなど人間的に素晴らしい方がいる。ぜひ、民の声を復興ビジョンに反映されるように動いて欲しい。「可能性を信じる」、だ。

KIBOW遠野は、先のKIBOW石巻と打って変わって、いい意味でまったりとした雰囲気の中で進行している。初期の被災地の救済フェースから、復興フェースに移っている。今は、行政とのぶつかり合いという、難しいフェースに移行し、悩んでいる感すらある。熱気ムンムンから悩みのモンモンへ、だ。

今、辰巳琢郎さんの挨拶だ。「自然との共生、という古き良き日本の価値観に戻る必要がある」。ジーンと来た。僕の最後の挨拶で、KIBOW遠野がお開きとなる。

KIBOW遠野が終わり、今バスの中。隣に、三陸海岸行のバスが止まっている。先に僕らの盛岡行バスが出発し、バスの窓から思いっきり手を振る。知らない人として出会い、親しい人として別れを告げる。「次のKIBOWで会いましょう」、がキーワードだ。またお互いに成長した姿で再会したい。

これで、被災地での11回目のKIBOWが終わった。次は、3月20日の、KIBOW山元町だ。KIBOW二年目は、いよいよ3巡目の地域でのKIBOWイベント開催へと入る。KIBOWは、長くしつこく、活動する予定だ。次は、どんなKIBOWの出会いがあるのか、楽しみだ。

今から一時間半かけて、盛岡に戻る。今晩は盛岡泊で、明日の朝G1サミットの開催地の青森に移動する。さらに北へと向かう。

2012年2月のTwitterをもとに執筆
堀義人

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