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2013年2月26日 (火)

日本人・アジア人・地球人 第3回KIBOW福島~“KIBOW方式”のプレゼン実施!

G1サミット直前の2月7日(木曜日)の午後、東北新幹線で福島市に向かった。KIBOW福島が開催されるからだ。福島市でのKIBOWは3回目。いわきと合わせると、もう5回も福島の地で、KIBOWを開催していることになる。

今回は、辰巳琢郎さん、為末大さん、さらには、アレン・マイナーさんも来られる予定だ。御三方ともKIBOWの評議員である。

福島駅に到着。チェックイン後に、KIBOWのTシャツと帽子を被り、駅前のKIBOWの会場に向かった。暫くするとKIBOW福島会場は、100名の参加者で一杯となった。いよいよ始まる。

ラジオ福島の菅原さんに本日の司会を担当いただく。僕の挨拶の後で、為末大さんの乾杯で始まった。

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今回のKIBOW福島は、二部構成となっている。第一部がトークセッション、第二部が“KIBOW方式“のプレゼンだ。

今から第一部トークセッションが始まる。地元の東邦銀行の資産管理部・矢吹部長と法人営業部・斎藤主任調査役がパネリストだ。初めての試みだ。テーマは、「全ては地域のために、走り続けた2年間――復興の現場より」だ。

「通帳や印鑑が無い中で、『全てはお客様のために』ということで、現金を渡したところ、全ての福島県民よりお金が戻ってきた」と。素晴らしいことです。福島県民、日本国民に感動した」。まずい、涙腺が緩んできてしまった。

「製造業は、比較的早く復興したが、風評被害が一番問題だ。農業や食品業界は、大変苦労している」。ちなみに、KIBOW福島では、当然全て福島産の食材だ。美味しいので、何度もおかわりしてしまった。
日本の皆さん>福島産の食材を食べましょう。そして、もっと福島に来ましょう。

「今回のKIBOW福島のテーマである「自立・自走」のためには、補助金などはありがたいのですが、しっかりと売上を立てて、自律的に回せるようになる必要がある。成功事例の一つが、福島交通(本日副社長が参加)だ。福島の足になった。もう一つの成功事例が、会津の宿だ。3月12日から無料で泊めた。すると数千人が泊まった。その結果、今もリピーターが来ていると。やはり、『全てはお客様のために』頑張っている会社は、必ず報われる」。

「大震災は、不運だったけど、不幸だったかどうかは、僕らが決めることだと思う。震災後大変だったけど、命をかけてできる仕事ができて幸いだ。子供達のために、福島のために頑張りたい」。

「これだけ銀行マンとして必要とされたことは無かった。津波で流された規制区域内であっても、家が流されてもお墓だけは綺麗だった。300万円かけて先祖のお墓を立て直したのだという。そういう方のために、役に立ちたい」(以上東邦銀行・矢吹部長)

「福島に来て欲しい。テレビや新聞などの報道ばかりでなくて、実際に来て欲しい。198万人の福島県民は普通に生活している」(東邦銀行・斎藤主任調査役)。

これにてトークショーは、終了。素晴らしいお話に感動しました。いよいよこれから第二部“KIBOW方式”のプレゼンテーションだ。

“KIBOW方式”とは、数チームにプレゼンして頂き、100万円の寄付金の使い道を、参加者全員で投票して決めてもらう形式だ。また、一位のチームが、G1サミットで参加者全員の前で、5分間プレゼンする機会も得ることになる。

トップバッターは、「こんばんワインでカンパイ! R-40プロジェクト」の宇津木政人さんだ。仕事は、福島で日本産のワインバー経営だ。「ワインを福島で造ることが、使命と考えている。福島でこんばんワインを造りたい」。面白かった。
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2番目は、パンダハウスを育てる会の菊田洋子さんによる「福島で病院近くの我が家、パンダハウス」事業のプレゼン。病で闘う子供たちと家族のサポートハウスだ。19年前にできたものを、震災のために長期滞在希望者が増えたので、拡張する計画だ。

3番目は、ふくしま・フルーツ・フラワー・ガーデン実行委員会 事務局長 大内ゆうだい氏。但し、大内氏は、インフルエンザにかかったので、ピンチヒッターとしてお父様が登場だ。

4番目は、ドリームサポート福島代表の阿部幹郎さん。「東京の大学生と福島の大学生を結んでの復興支援事業」だ。

第5番目の発表は、NPO法人チームふくしま代表理事半田真仁さん。「福島ひまわり里親プロジェクト」だ。全国10万人が育てたひまわりの種を県内9000箇所に育てることをやってきた。これからひまわりの種付きの絵本を販売したい。

参加者が投票を済ませ、談笑した。そしていよいよ投票結果の発表だ。緊張してきた。

第3位はパンダハウス事業 菊田さん。第2位は、こんばんワインの宇津木さん。優勝は、福島ひまわり里親プロジェクトの半田さん。おめでとうございます!

KIBOW福島が大盛況のうちに終わった。全員の集合写真だ。いい感じです。
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次は4月12日(金)の第3回KIBOWいわきだ。KIBOWの活動は、これからも行い続けるつもりだ。

いよいよ翌日からG1サミットが始まる。テーマは、「福島・東北の復興、日本の再創造」だ。G1とKIBOWの活動が、本業に加えて多くなってきた。日本のために、できる限りのことをしたいと思っている。


2013年2月25日
小田原にて執筆
堀義人

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コメント(1)

  • 福島のみなさんが幸せに暮らせますように。
    私も小規模ですが、婦人服の縫製を福島の方にお願いしています。
    福島の復興に少しでも力になれるように、仕事頑張ります!

    投稿者: Keiyan

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