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2013年7月30日 (火)

家族人 試練を乗り越えて歩めーその7) 三男小学校最後の囲碁全国大会

「日本最強の三兄弟」と称されて正月にNHK で2時間番組が組まれたのは、2010年のことだ。その後、長男が小学校を卒業し、次男が卒業し、「最強の三兄弟」のうち残るは、三男のみとなった(本当は堀家は五兄弟だが、囲碁界では“堀三兄弟”と呼ばれる。頑張ろう、四男、五男)。

試練を乗り越えて歩め-その1)豊かさの中での人間的成長からずっと続けて綴ってきた子供達の囲碁の試練。その続きがまだ綴られている。

この三人により、彼らが通う九段小学校は栄光の記録を塗り替えて行った。1)6年連続で東京都大会優勝。2)5年連続で全国大会でベスト8、そしてそのうち2回優勝だ。3回優勝した小学校は過去に無い。

今年は、九段小にとっても6年目の挑戦となり、小学校一年生から出場してきた三男にとっても6回連続で、且つ小学校最後の挑戦となる。以下から実況中継的形式で、ツイッターで観てきた風景を綴ります。

<初日:7月28日(日)>
今年も、九段小の囲碁チームのTシャツを着る季節が着た。小学校囲碁団体戦の全国大会が本日から開催される。本日は予選リーグだ。九段小、6年連続の決勝トーナメント進出となるか。応援してきます。

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昨年優勝の九段小チーム。前評判が高いからか、取材を多く受ける。今は、囲碁・将棋チャンネルの取材中。だが、楽勝ではない。一回戦は、2-1で辛うじて福井県代表に勝利。気を引き締めて次も頑張ろう!

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【全国小学校囲碁団体戦速報】九段小チーム、2回戦で長崎代表チームに3-0で勝利! 3回戦は、群馬と埼玉代表チームとの勝者と当たる予定。勝てば、九段小は、6年連続の決勝トーナメント進出の偉業達成となる。この大会は囲碁の甲子園のようなもので、全県から代表者が集い、二日間かけて争われる。

日本棋院における小学校囲碁団体戦の大会の模様。1チーム3人で戦う。会場には石を置く「パシ」という音と、囲碁時計を押す「ポーン」と言う音が鳴り響く。静かな頭脳の戦いが繰り広げられている。

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【全国小学校囲碁団体戦速報】九段小チーム予選リーグ3回戦も3-0で勝利。これで、6年連続全国大会ベスト8進出の偉業を達成! 東京大会6連覇に続く偉業。しかも、三男は個人としても全てに参加してきた。これらは、おそらくそう簡単には破られない記録となろう。嬉しい! そして明日も頑張ろう!

さあて、明日はいよいよ決勝トーナメント。ベスト8は、東京2、名古屋2、京都・川崎の大都市圏に、伊勢崎・米原の8チームだ。
@Nihonkiin_pr
→ ニュース:ニュース小中学校囲碁団体戦全国大会ベスト8決定

<2日目:7月29日(月)>
全国小学校囲碁団体戦の二日目が始まった。静かな空間に、「パシ」という石の音と「ポーン」という囲碁時計の音がこだまする。独特な頭脳の戦いが始まった。僕ら親は、声も上げられない。静かに祈りながら戦況を見届けることになる。頑張れ、九段小!

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【全国小学校囲碁団体戦速報】決勝トーナメント1回戦。辛うじて星を拾い、九段小2-1で勝利! いゃ〜厳しい戦いだった。心臓に良くないですね。次は、準決勝だ。決勝進出を賭けて、神奈川県代表と戦うことになる。
本日の産経新聞に三男の写真と名前が、掲載されていました。産経新聞さんの主催に感謝です。

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【全国小学校囲碁団体戦速報】九段小決勝進出!! 3-0で勝利。後は、2連覇がかかる決勝戦を残すのみ。これから昼食休憩に入る。決勝戦の相手は、東京代表と京都代表との勝者となる。

いよいよ決勝戦が始まった。決勝戦は東京代表同士となった。九段小が初優勝した5年前も東京同士の対局だった。6月の東京都予選では、2-1で撃破した相手だ。決勝戦はどういう結果になるのか。頑張れ、九段小。

【全国小学校囲碁団体戦速報】九段小優勝!! ヤッター! 決勝戦は、3-0で撃破。三男の和人にとっては、都大会で負けた相手にリベンジした格好だ。二連覇おめでとう!!そして、三男にとっては3回目の優勝だ。小学校囲碁での有終の美を飾れた格好だ。

優勝して取材を受ける九段小チーム。3人は6年生の同級生チームだ。後ろの優勝カップに3つ目の「九段小」の文字が刻まれる。副賞は、無料航空券やアクエリアス1年分などだ。おめでとう!!

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九段小優勝の表彰式が始まった。僕が、この表彰式に参加するのも、これが6回目だ。五男が、小学校卒業するまであと4年間ある。連続できるように頑張りたい。すみませんねー、親バカの書き込みばかりで。

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ちなみに、中学の部の優勝は、開成中だった。他には、麻布、灘などの名門校が入賞した。6年間見てきたが、中学でコンスタントに強いのは、東京では筑波大付属駒場、駒場東邦等。千葉は渋谷教育学園幕張、京都は洛南などだ。やはり、有名進学校は、囲碁が強い。

九段小優勝おめでとう!!→ ニュース: 九段小(東京)、開成中(東京)が優勝【第10回小・中学校囲碁団体戦全国大会】7/29

こうして、「最強の三兄弟」が、歴史を塗り替えてきた。これからは、四男、五男の出番だ。「最強の五兄弟」と呼ばれるようにするのが、親としての僕の責務でもある。コラムのシリーズ「試練を乗り越えて歩め」に綴ってきた通り、試練があると成長できる。逆に試練が無いと、人間は成長しないのだ。

可愛い子には試練を与え、可愛くない子には過保護に甘やかせばよいのだ。愛情を持って試練を与えることによってのみ、子供達は成長する。そのための道具として、囲碁はとても有益だ。

なぜならば、囲碁では、必ず負ける。大人でも涙が出るほど悔しい。だが、その負けを乗り越え、自らの頭脳と精神を鍛錬したもののみが、強くなれるのだ。その鍛錬する精神力、勝負における集中力。対局観・思考の深さなど、それらを日々2-3時間以上続けることになる。それは、辛い。だが、その試練を乗り越えると、結果を出せる。そこに達成感と喜びがあるのだ。その体験をすると、その後の人生においても、目標設定をし、努力を続け、そして達成する成功体験を繰り返せることにある。そのためにも、囲碁を通してその機会を四男にも五男にも与え続けたいと思っている。

親の立場でのもどかしさは、上に三人もいると、どうしても四男、五男まで意識が届かない。それを言い訳にしてはいけないであろう。やるだけのことを親として行ってあげたいと思う。可愛い子には試練を与え、可愛くない子には過保護に甘やかせばよいのだ。可愛いならば、試練を与え続けなければならない。

「試練を乗り越えて歩め」! そして、逞しく育って欲しい。

2013年7月30日
自宅にて執筆
堀義人

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コメント(1)

  • 堀さん、おめでとうございます。ビジネスで成功され、投資も順調、そして、お子様の教育でも立派な成果を上げておられるのを拝見して、本当に嬉しく存じます。「子供に試練を経験させる」というのはとても大切な事ですが、親が試練をあたえても反応してくれない子供もいる事を考えると堀さんご家庭のお子様たちは皆ご立派。奥様のご努力をきっと素晴らしいのでしょうね。ご両親の血も受け継がれているのでしょう。これからも頑張って下さいませ。本当に将来が楽しみなご一家です。大学院、ビジネススクールだけでなく、これからは、堀さんの実力と経験を生かして、日本の小学生の子供達の教育にも関与して頂ければ嬉しく思います。

    投稿者: 藤原ヒロミ

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