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2016年2月 1日 (月)

日本人・アジア人・地球人 綺麗な女性が未婚で、男性は既婚率が高いのはどうしてですか?

Q: 私の会社では、綺麗で仕事ができる妙齢の女性がたくさんいますが、ほとんど結婚していません。逆に、男性の既婚率は高いのです。なぜでしょうか?(のあ)

A: 理由は簡単です。僕が主張している、「斜め理論」が生じているからです。その「斜め理論」のご説明を簡単にしましょう。

仮に男と女に同数のいい男、いい女がいると仮定しましょう。それらを分かりやすく人気が高い順からAからEまで上から区切って行きましょう。本来ならば、Aの男はAの女と結婚するのが筋で、BはB、そしてEはEと結婚すれば、それぞれそれなりの結婚ができる計算になります。戦前から昭和中期にかけては、お見合い活動を通して、この秩序がある結婚市場が成り立っていました。従って未婚者は少なかったのです。

ところが、お見合いなどが減り、自由恋愛に昭和後期から以降しました。管理市場から自由市場になると、積極的に動く人が有利となります。Aにいる女性は、「白馬の王子様が来てくれる」と思って、あまり動きません。魅力的だから動く必要がないのです。一方Aの男性は、一部の例外を除き、基本的には自分からは動かないです。これは、男性全般に言えることですが、男性は断られるのが怖いから、実は積極的にアプローチはしないのです。

この部分に女性側の大いなる誤解があります。男性は、僕みたいな突然変異種を別として、基本的には自らが動かないのです。でも、男性はやっかいなことに、女性から積極的にアプローチされるのもあまり好きではないです。では、どうすればよいかと言うと、「アプローチしてくれたら絶対に断らないよ」と言うメッセージを送るのです。そのメッセージの送り方が上手な女性が早々と「斜め理論」に従い、格上の男性をゲットして、幸せに結婚していきます。

その結果、Bの女性がAの男性にアプローチして結婚します。Cの女性がBの男性と、そしてEの女性がDの男性と。その結果、市場に残っている女性は、Aの魅力的な女性と、Eの男性となってしまいます。これを僕は「斜め理論」と呼んでいます。

結局残るのは、最上級のAの女性とあまり魅力的でないEの男性となります。(「斜め理論」はあくまでも一般論です。当然魅力的な男性でも、独身主義を貫いている人もいますし、自らが積極的に動く男性もいるなど、当然例外はありますことを、あらかじめ申し上げておきます)

その結果、気が付いたら、「綺麗で仕事ができる妙齢な女性がたくさんいますが、ほとんど結婚していません。逆に、男性の既婚率は高いのです」と言う、御質問者のあさんが指摘されたような状況になります。のあさんが働く会社は、ある一定レベル以上の会社でしょうから、Eの男性がおらず、Aの女性が多いのでしょう。

Aの女性は、いまだに、「どうして白馬の王子様が迎えに来てくれないのでしょうか?」と思っているかもしれないです。基本的には王子様は来ないのです。だからこそ、早い時点で自らが積極的に動くしかないのだと思います。

でも、本来あるべき姿は、男性側がナンパをするなど積極性を増すことです。市場が健全に機能するためには、双方が積極的に動くことが重要です。男性側が、ナンパをして、市場に参加すれば、市場の流動性が増すので、もっと多くの出会いが生まれるはずです。そうなれば、斜め理論は崩壊します。

だからこそ、僕はひたすら男性陣には、ナンパを勧めています。僕も、ナンパで結婚しましたしね。(笑)
のあさんのご質問にお答えできているでしょうか?

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