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2016年3月29日 (火)

日本人・アジア人・地球人 スノーボードで気持ちをリフレッシュ

※この記事は日経産業新聞で2016年2月12日に掲載されたものです。
日本経済新聞社の許諾の元、転載しています。

僕は年に15日、スノーボード(スノボ)で冬山を滑走している。知人である星野リゾート社長の星野佳路さんが年に25日滑っていることに触発され、少なくとも15日は行こうと決めたのがきっかけだ。1シーズンを3カ月とすると、月に5日間のペースだから、結構な頻度で冬山に繰り出している。

もともと僕はスキーをやっていた。僕らの世代が大学生だったときはホイチョイ・プロダクションが制作した映画「私をスキーに連れてって」がはやっていた。皆それを見てスキーに行っていたものだ。

30代後半から子どもが生まれ、一緒にスキーをしてきた。長男、次男と順に上達してついに五男まで滑れるようになったとき、僕は満を持してずっとやりたかったスノボに転向した。日本版ダボス会議であるG1サミットを創設した時にボードを初めて購入した。2009年2月、場所は星野リゾートが運営する福島県のアルツ磐梯。星野さんとともに有志で裏磐梯猫魔スキー場からスノボを担いで山の裏側を登った。そして山の表側のアルツ磐梯スキー場で滑走した。

スノボの楽しさはいくつもある。スキーは基本的に滑る方向は前向きだけ。スノボは左足前と右足前の両方の向きで滑ることができる。自分でジャンプしたり回転したりするのもスノボならでは。練習次第で「グランドトリック」など多彩な技ができるようになるのも魅力だ。

全身をバランス良く鍛えたいという思いもスノボを始める動機になった。僕は水泳を週3回やっていて上半身はそれなりに鍛えているつもりだが、ランニングやサイクリングなど下半身を鍛えることはほとんどしてこなかった。スノボは下半身の鍛錬にもってこいだ。

できる技が増えれば増えるほど、スノボはますます楽しくなる。より楽しむためには丈夫な足腰が必要だ。そこでオフシーズンの時期もスノボを意識した体作りをするようになった。

足腰を鍛えるために年に8回山登りに行くことにしている。そのうち4回は「百名山」にアタックする。15年は富士山に2回登った。日々の体作りにも余念がない。僕のオフィスは東京・麹町にあるビルの9階。僕は毎朝その9階までエレベーターを使わず階段で上っている。

楽しみにしているイベントがある。3月上旬に山形県の蔵王温泉スキー場で開催される「私をスキーに連れてかなくても行くわよ」というタイトルのスキーイベントだ。発起人は安倍晋三首相夫人の安倍昭恵さん。僕を含む50代を中心に百数十人が集まるこのイベントの趣旨は、スキー・スノボ人口が減るなか、スキー・スノボの楽しさを追求するというものだ。15年に初めて行われ、今年で2回目になる。

イベントの副題は「安倍昭恵と行く80年代のスキー復活」。「私をスキーに連れてって」で皆がスキーに夢中になっていたあの頃を再現したいという思いがある。有名スキーヤーが講師となるスキーレッスンもある。元五輪選手のスキーヤーの皆川賢太郎さん、元全日本代表の伊東秀人さんなどが参加する。

このイベントで楽しむのはスキーやスノボだけではない。夜の催し物も目白押しだ。雪といえばかまくらということで、夜はかまくらの中で日本酒の利き酒をする。東北の地酒を心ゆくまで楽しむ。その後は屋内でディスコミュージックをかけて皆でガンガンに踊る。昨年、僕が参加したときは、DJの音楽に合わせて2~3時間は踊りっぱなしだった。野外では蔵王温泉の花火が打ち上がり、とてもきれいだった。今でもまぶたに焼き付いている。

普段は仕事に精を出している皆さんも、週末には冬山を訪れてはいかがだろうか。自然の中で体を動かすと気分は爽快。家族や仲間との交流も楽しい。フレッシュな気持ちでまた仕事に打ち込めるだろう。

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