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2016年4月11日 (月)

日本人・アジア人・地球人 喧嘩したとき論理的に攻めてくる彼氏と仲直りする方法は?

Q:堀さんに「彼氏とのケンカ」について質問です。先日、付き合って3ヶ月の彼氏と初めてケンカをしました。内容自体は非常に些細なことなのですが、気になったのは私の発言に対する彼氏の指摘です。

よく「男は論理で語り、女は感情で語る」といいますが、まさにその典型で、彼氏はとことん私の発言や意見において論理が成立していない部分を指摘してくるのです。話ぶり自体は優しいですし、彼氏の指摘は論理整合性がとれているため納得できるのですが、私のイライラは募るばかりで……。

結局仲直りはできましたが、とても疲れました。今後、ケンカをしないことは不可能だとしても、なるべくイライラせずすぐに仲直りしたいです。堀さん、何かアドバイスを頂けないでしょうか?(イチ)

A:イチさん、ご質問ありがとうございます。堀ピクの質問内容が、だんだん恋愛相談風になってきましたね(笑)。僕の専門分野とは言い切れないのですが、自分なりに頑張って答えてみます。

解決方法には二つ方法があると思います。一つは、彼氏と同じ論理思考力を身につけることです。女性が得意なのは、共感力です。その共感力に論理思考力がつくと、鬼に金棒です。論理思考力は、思考法を学び、訓練することで上達できます。(ちょっと宣伝っぽいですが)、グロービスのクリティカル・シンキング(クリシン)がお薦めです。グロービスで論理思考法を学び、徹底的に繰り返し繰り返し反復練習することにより、上達してください。大学院クラス以外にも、非学位のコースもあるので、気楽に申し込めます。そのクリシンができれば、少なくとも論理的な思考や議論で、彼氏に負けることはなくなるでしょう。

ただ、論理的な議論をしても、感情的にはこじれていくものです。その際には、二つ目のポイントが重要になります。それは、感情を制御して、仲直りのパターンを確立することです。いずれはケンカになるんだと言う前提で、ケンカ後のリカバリーを意識することです。[防災]よりも「減災」と言う発想ですね。ケンカを防ぐことはなかなか難しいけど、ケンカになってからは、その被害を最小化する準備とその対処法を確立すると言う発想です。ケンカをしないカップルが理想かもしれないですが、そこまでいかなくてもケンカをしてもすぐに仲直りできるカップルを目指すという考えです。

僕が経験的にも言えることは、ケンカはほとんどの場合に、些細なことで始まり、感情的にこじれて悪化します。そして、なかなか防ぎにくいのです。原因が些細なことならば、結果も些細なことで良いはずです。

感情を制御するためには、気晴らしをしたり、感情を思考のプロセスに変えたりすることが必要になります。この感情の制御の方法は、ダニエル・ゴールマン著の『EQ 心の知能指数』に詳しく書かれています。双方が冷静になった上で、自分の非を認めてお詫びして、相手に改善して欲しい点を伝えて仲直りを繰り返して、お互いに組織学習していくことが重要でしょう。

ま、言うのは簡単だけど、実践は難しいです。僕は、「怒る」と言う感情を可能な限り、取り払ってしまおうと思っています。社会問題に対して「憤る」ことはあっても、人に対して怒らない様に努力しています。怒りをぶつけられたら、相手が不愉快な思いをするばかりですからね。

会社でも家庭でも一緒です。論理思考力を高めつつ、感情を制御して、問題解決手法をパターン化することが重要です。そのプロセスをカップルにとっての組織的な学習と位置付けて、双方が人間的に成長できたらいいですね。

イチさん、参考になったでしょうか?ちなみに、僕も上記プロセスを実践しています。ま、簡単ではないですが、一応夫婦23年間続いています。(^-^)

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