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2014年7月22日 (火)

日本人・アジア人・地球人 園遊会は究極の動機付け体験

今年3月のある日、出勤すると机の上に大きな封筒が置いてあった。宛名は手書きで記されている。それは、毎年4月に東京で天皇皇后両陛下が主催される園遊会への招待状だった。園遊会の招待客の大部分は、閣僚、国会議員、都道府県知事、市町村長、官僚が占めるが、スポーツ選手、芸能人、作家なども少数ながら招かれる。出席できるのは2,000人だけ。僕と妻は、お招きいただいたことを光栄に思った。

招待状には、当日の服装に関する詳細な指示も記載されていた。男性は、モーニングコート、紋付羽織袴、制服または背広。女性は、デイドレス、白襟紋付または訪問着など、とある。プロトコルについても注意書きがあった。お声をかけられない限り、こちらから天皇陛下に話しかけてはいけない。何かを渡すのも、写真撮影も禁止だという。

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2014年7月17日 (木)

日本人・アジア人・地球人 ブランド・プレゼンスを高める4つの秘訣

ブランドは見る人の頭の中に存在する。あなたのブランドが誰にも知られていなければ、実際にどれほど優れたビジネスを行っていようと関係ない。世間一般の人々にとって、あなたは存在していないも同然だ。

あらゆる新規事業を軌道に乗せ、前進の勢いを長期的に維持するためには、コミュニケーションが肝心である。

僕のコミュニケーション戦術――ここでは主に企業とサービスのブランドについて述べる――は、次の4つのシンプルな原則に基づいている。

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2014年7月15日 (火)

今年1月にダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)では、日本の安倍晋三総理が会議冒頭の基調演説を行った。

安倍総理は、日本の高齢化と人口減少の影響を緩和すべく、日本で「最も活用されていない資源」の創造性とイノベーションを活用したいと語った。

その活用されていない資源とは、女性である。

安倍総理は、アリアナ・ハフィントン氏やヒラリー・クリントン氏のような有能な女性の友人たちの発言を引用したうえで、日本を「女性が輝く場所」にしたいと表明した。

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2014年7月 9日 (水)

日本人・アジア人・地球人 5男の父の告白:グローバル時代の子育て術

オートメーションや人工知能、アウトソーシングの利用により、多くの伝統的な仕事が急速に姿を消しつつある。中年層は自分の仕事が定年を迎えるまで残っているのか、そして、自分の子どもが労働市場に参入する頃には仕事がまったく残っていないのではないかと心配している。

世界経済フォーラムの『グローバルリスク報告書2014年版』では、今年最も懸念される10の世界的リスクの2番目に「構造的な高失業率/不完全雇用」を挙げている。

なるほど、どこの親も口を揃えてこう言うわけである。競争の熾烈なグローバル化した現代の世界に対応できる子どもを育てるにはどうすればいいのか、と。

5人の息子を持つ妻と僕は、当然ながらこの問題を真剣に受け止めている。

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2014年7月 2日 (水)

日本人・アジア人・地球人 G20もG8も忘れよう。G1について考えよう

前回は、「静かなる革命」がどのようにして理念の力だけで社会を変えることができるのかについて書いた。その際、G1サミットについて簡単に触れたが、G1サミットは、さまざまなステークホルダーが一堂に会するカンファレンスであり、日本を再活性化させるために役立つアイデアやリーダーを育成する場となっている。

今回は、G1のアイデアがどのようにして生まれ、また、このプロジェクトが過去数年間でどのように進化し、規模と影響力を拡大させてきたのかについて、さらに詳しく取り上げたいと思う。

まずは、僕がG1サミットを立ち上げた理由から説明しよう。

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2014年6月19日 (木)

日本人・アジア人・地球人 静かなる革命が日本で進行中

今年、ダボスで開催された世界経済フォーラムでは、日本がかつてないほど注目を集めた。開会式では安倍晋三総理大臣が基調講演を行い、会議を締めくくるグローバル・エコノミック・アウトルック(世界経済の見通し)のセッションでは黒田東彦日本銀行総裁が参加した。

このように日本が突如として世界の舞台の中心に躍り出たことから、新鋭派はこう思ったかもしれない。日本で革命のようなものが起こっているのではないか、と…。

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2014年6月16日 (月)

日本人・アジア人・地球人 21世紀の新リーダーシップ・モデル

世界はかつてないほど複雑になり、グローバル化し、テクノロジーによって動かされている。それと同時に、若者の失業や所得格差、気候変動といった深刻な問題に直面している。解決策はなかなか見つかりそうにない。

こうした難しい課題に対処するうえで、リーダーシップは欠かせない要素だ。残念ながら、昔ながらのリーダーシップのルールではもう役に立たない。なぜかと言えば、リーダーを取り巻く環境が変わったからだ。リーダーシップの新モデルをテーマにした世界経済フォーラム(WEF)のグローバル・アジェンダ・カウンシルでは、これらの課題――そして、それがリーダーにとって何を意味するのか――を以下の4つの最終候補まで絞り込んだ。

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2014年6月12日 (木)

日本人・アジア人・地球人 11年目のダボス

先週、世界経済フォーラム(WEF)が開催されたダボスから日本へ帰国した。僕がWEFに初めて参加したのは2004年のことだ。つまり、今年で11年目の参加になる。これを機に、過去10年間でダボス会議がどのように変化したのかを振り返り、考察してみることにした。

その結果、5つの重要な変化に気付いた。

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2014年6月11日 (水)

日本人・アジア人・地球人 生い立ちとキャリアの関係

「あなたの真のモチベーションとは何ですか」と最近、MBAプログラムのある学生から尋ねられた。「あなたを駆り立てている要因が生い立ちにありますか」と。

そう質問されて、僕はアマゾンに関するブラッド・ストーン氏の最近の著作『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』を思い出した。同書でストーン氏は、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏が――オラクルのラリー・エリソン氏、Appleのスティーブ・ジョブズ氏と同様に――養子であることを指摘している。この3人にとっては、養子であるという要因が世界一の企業を作ろうとするモチベーションになっているのかもしれないとストーン氏は推測している。

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2014年6月10日 (火)

僕は2014年が、大規模公開オンライン講座(MOOCs: Massive Open Online Courses、ムーク)ではなく、小規模限定オンライン講座(SPOCs: Small Private Online Courses、スポック)の「元年」になると確信している。

現在、オンライン教育をめぐる議論が白熱している。特に、大規模公開オンライン講座(MOOCs)――一流大学がインターネットを通じて世界中の数百万人を対象に提供する無料講座――は多くの賛否両論を生み出している。

続きを読む……“2014年大予想:日本のビジネス・スクール革命”

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