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2014年10月27日 (月)

2014年10月18日(土)
G1関西が始まった。最初のパネルは、元外務大臣の前原誠司さん、内閣府副大臣の西村康稔さん、そしてモデレーターが秋山咲恵さんだ。京都府知事の山田啓二さんは、遅れて参加予定だ。全員関西出身だ。またこの3人は、僕と同い年だ。

会場は、琵琶湖の上。客船ビアンカだ。今回の参加者の顔ぶれはまさに「オール関西」と言っていいだろう。京都・奈良・大津市長、そして京都府・滋賀県知事、京大・同志社・立命館の3学長。さらに東大寺・妙心寺。サントリー、堀場製作所、DMG森精機、ロート製薬、村田機械。場所も琵琶湖に、石山寺。そして、宝塚、吉本興業に関西出身のベイスターズの春田オーナーだ。

冒頭のセッションは、「“関西の時代”新たな国づくりに向けて果たすべき役割とは」。秋山さんの投げかけが、「これだけ歴史もあり、文化もあり、教育もあり、底力がある。どうして、その関西が、東京一極集中と言われる現状に甘んじているのか?何でやねん?」だ。

続きを読む……“初めてのG1関西@大津市琵琶湖・石山寺~ツイッターと写真で綴る”

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2014年10月22日 (水)

インターネットの普及、急速な技術革新、そして、柔軟性を増したビジネスモデルは、猛スピードで変化し続けるビジネス環境をもたらした。

この加速した世界で生き残るために、「組織」は素早く動く術を身に付けなければならない。コミュニケーション、意思決定、共同作業、製品・サービスの提供のすべてを、これまでよりも迅速に行う必要がある。スピードが不可欠なのだ。

グロービスでは、自社と他社のベストプラクティスとをじっくり検討した末に、よりスピーディな組織になるための5つの基本方針を打ち立てた。

続きを読む……“最速組織の作り方”

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2014年10月15日 (水)

あまり出張に出ることがない人は、仕事で世界中を飛び回るのはとても魅力的で優雅なことだというイメージを抱くことがあるようだが、現実はそうでもない。長時間のフライトと時差ボケがつきものの海外出張は、肉体的にかなり重い負担がかかる。

飛行機に乗って僕が経験した人生最悪の出来事は、1998年に起こった(当時36歳)。その年は6カ月にわたって出張続きで、アジア、米国、ヨーロッパを飛び回り、結局、大西洋、太平洋、ユーラシア大陸をそれぞれ6回ずつ横断することになった。

異常の兆候が最初に現れたのは、米国の東海岸で重要な投資家との会合に参加したときのことだ。急に鼻血が出て、止まらなくなった。肉体的苦痛はさておき、投資家候補の前で「赤いインク」を垂れ流すのは、サブリミナル効果としてはおそらく最悪だったはずである。

その年の後半、事態はさらに悪化した。

続きを読む……“海外出張をもっとスマートにするための5カ条”

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2014年9月29日 (月)

「天才は、99パーセントの努力と1パーセントのひらめきにより生まれる」

エジソンのこの言葉は有名である。そのエジソンの息子が創った財団であるエジソン財団のアドバイザリー・ボードへの就任要請がきたのは、1年ほど前のことである。「エジソン財団は世界の叡智を集め、財団運営に貢献できる人材を世界から集めることにした」というのが、僕への就任要請の趣旨であった。

年に1回のボード会議への参加と年2回の電話会議への参加が、ボードメンバーへの期待である。交通費・宿泊費さらには、年間のボードへの報酬も適度にコミットされていた。僕は最初は躊躇した。本業であるグロービスの経営大学院やベンチャー・キャピタル以外に、G1サミットやKIBOW、経済同友会の委員長、ダボス会議の「世界の成長企業」の共同議長、更に政府の委員を務めていて、かなりの多忙だったからだ。子供たち5人とも十分な時間を過ごしたいと思っていた。だが、トーマス・エジソン氏への畏敬の念が強かったことと、年会議の日程も僕の海外出張にある程度は合わせてくれると言うことで、引き受けることにした。

続きを読む……“エジソンという起業家 ~エジソン財団のアドバイザリー・ボードに参加して”

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2014年9月16日 (火)

現代のグローバル化した経済では、価値観や期待が異なるさまざまな聴衆を相手に、同じプレゼンテーションを行わなくてはならないことも少なくない。

例えば僕は、ベンチャー・キャピタリストとしての仕事の一環で、アジア人投資家と欧米人投資家の両方にファンドを売り込む必要がある。

両者がプレゼンターに求めるものは違う。

続きを読む……“全世界共通! パワフル・プレゼンテーション、3つのルール”

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2014年8月19日 (火)

日本人・アジア人・地球人 イノベーションを生み出す組織とは?

一見、日本と米国の経済は似ても似つかない。

米国経済は、エネルギーに満ちあふれ、AppleやGoogleのような新たな巨大企業を次から次へと生み出している。両社はそれぞれ創業からわずか38年、16年しか経っていないにもかかわらず、今年のフォーチュン500で時価総額ナンバー1、ナンバー2の座についた。

日本は違う。

続きを読む……“イノベーションを生み出す組織とは?”

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2014年8月11日 (月)

『間違いを犯すことは一つの問題であるが、それを認めないのはもっと大きな問題である』(スティーブン・リチャーズ・コビー氏)

朝日新聞が、慰安婦問題の誤報を認めた。32年もかかり、遅きに失した感はあるが、評価をしたい。ただ、日韓関係を悪化させ、海外での日本のイメージを貶めた罪は重い。

<以下朝日新聞の要旨>
「軍などが組織的に人さらいのように連行した資料は見つかっていません」
「吉田(清治)氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」
「記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました」

続きを読む……“朝日新聞は慰安婦問題の誤報を認めた。次は、世界における日本の信頼回復だ!”

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2014年8月 4日 (月)

僕は新しい経済法則を発見した。名付けて、囲碁と経済、相関の法則。それは、「最も権威ある国際的な囲碁選手権を制覇する国は、経済の分野でも最も力強く成長する」というものだ(ご存知ない向きのために説明すると、囲碁とは19×19の格子を描いた盤面を使って行うチェスのようなボードゲームである)。

その証拠を示そう。

1990年代半ばまで、日本は囲碁のあらゆる主要な国際競技会で優勝常連国だった。その後、1990年代半ばから、日本が20年におよぶ景気低迷に陥ると、エレクトロニクス分野で日本を追い越しつつあった韓国が、囲碁の分野でも日本から優勝常連国の座を奪った。この状況は2010年、中国が覇権を握るまで続いた。

続きを読む……“囲碁力と経済力は相関する――単なるボードゲームと侮るなかれ”

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2014年7月29日 (火)

『スタート時点で、本当は結果がほとんどわかるんです』(有森裕子氏)

その言葉を痛感したのが、今回の全国小学校囲碁団体戦の結果だった。

昨年までの6回の全国大会では、長男、次男、三男の『日本最強の三兄弟』(2010年のNHK正月番組のタイトル)が、ほぼ栄冠を独占してきた。その結果が、子供たちが通う、九段小学校による6年連続の東京都大会優勝、6年連続全国大会ベスト8。そして、3回全国優勝の栄冠だった。

続きを読む……“試練を乗り越えて歩め-その8) 四男・五男の初めての囲碁全国大会”

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2014年7月28日 (月)

数年前、アスペン研究所で行われたリーダーシップをテーマとするカンファレンスに参加した。その際、偉人の格言に基づいてディスカッションを行うというイベントがあった。僕はそのイベントで、「最高のリーダーとは何もしないリーダーである」という旨の孔子の言葉を持ち出し、ちょっとした物議を醸した。

もちろん、孔子はわざと挑発的な言い方をしたのだろう。優れたリーダーはまったく何もすべきではないというのが真意ではない。僕が思うに、孔子の真意はこうだ。リーダーにとって最善の行動とは、適切な組織化と訓練がなされた完全に機能する組織を生み出すこと。そのうえで道を示し、部下にそれぞれの仕事をさせること。

僕も同感だ。

続きを読む……“最高のリーダーの条件・・・それは何もしないこと”

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