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2005年8月27日 (土)

日本人・アジア人・地球人 YES発足二日目の風景〜初めての記者会見

昨晩は、夜中の3時までYESプロジェクトとYES@GREEの画面に釘付けであった。

数多くの方々の意見を読むのが面白くてついハマッてしまうのだ。さらに、構想段階であったプロジェクトが急速に形になっていくのを体感できるので、ワクワクして眠れないのである。夜中にお風呂に入ったが、それでも、興奮を抑えられない。結局ベッドに入ったのは明け方の4時近かった。

朝9時に起きて、10時からのアポに間に合わせるべく出社する。アポの相手は、NTTレゾナンスが運営するGOOのジャーナリストである。40分ほど質疑応答をした。良く調べていて熱心である。結局、そのインタビューが次のとおり記事になった。

gooニュースで「ブログ選挙で日本変わる」と題して掲載

堀のインタビューがgoo特設ブログに掲載

昼過ぎに民主党の衆議院議員から携帯に電話が入った。「民主党もYESプロジェクトをサポートする」、と表明してくれた。やはり、ブログの力が相対的に大きくなってきた証拠であろう。民主党の支持はありがたい。僕らが、特定の政治家や党に肩入れをしない市民運動であるという位置づけが証明された気がしている。

民主党HP 「民主党は「YES! PROJECT」に注目する 枝野事務総長代理 」


昨晩、武部幹事長の前でYESプロジェクト支持を表明してくれた自民党もウェブ上で改めて支持を表明してくれていた。

自民党HP 「わが党は「YES!PROJECT」を応援します! 世耕弘成広報本部長代理がコメント発表」

昼過ぎに、記者会見に向けて散髪へ行くことにした。行きつけのカットハウスに電話して、「40分で切ってくれ」と無理にアポ無しでお願いする。13:20に、グロービスで記者会見の事前打ち合わせをする。グリーの田中良和社長などは既に到着していた。発起人のデジタルハリウッドの杉山社長やデジットの舩川社長は、13:45に来社。グロービスの階段教室では、記者会見の準備が進んでいた。

14:00に記者会見がスタートした。既に、20名以上のマスコミの方がいらしていた。グロービス広報の野田が司会進行を務める。野田から紹介を受けた僕は立ち上がり、YESプロジェクトの経緯と背景を説明し始めた。改めて痛感するのが、20代の投票率の低さである。30%程度しか投票に行っていないのだ。

引き続き、YESプロジェクトのサイトとYES@GREEのサイトをプロジェクターで投影しながら、説明した(YES@GREEの入り口)。

僕は、ブログやSNSでは、かなり健全な議論が行われていることを認識していることを率直に伝えた。僕の説明が終わった後、協力会社や発起人の方々の挨拶があった。杉山さんも舩川さんも雄弁であった。その後の質疑応答では、意外に多くの質問が投げかけられて、マスコミの関心の高さが読み取れた。

最後に発起人の撮影をした。20台近いカメラからフラッシュがたかれていた。これも初めての経験である。発起人は各自思い思いのいでたちで、個性があって面白い(写真は、可能ならばブログに貼り付けようと思う)。終了後、5階にある会議室に戻り反省会をした。

夕方には、グロービス・マネジメント・スクールの受講生向けトップセミナーが開催された。グロービスでは、四半期に1回開催されるイベントである。前回のスピーカーは、ダイエーの社長になった樋口泰行氏であった(「グロービス・クラブにおける愚直論」参照)。今回は、松井証券の松井道夫社長である。先ほどまで記者会見に使っていた会場の間仕切りを取り外して、ぶち抜きの会場設定をしてのイベントである。

中身は実に面白かった(別途スピーチメモができたら、ここにリンク貼ります)。懇親会の時に、参加者にYESプロジェクトのことをそれとなく聞いてみる。実は、かなり多くの人が注目していることを改めて確認する。今回の選挙への関心が高い証拠である。

懇親会の後、デスクに戻りメールをチェックすると、多くの記事が掲載されていることの報告が、YESプロジェクトの事務局から連絡があった。
各誌、続々とYESプロジェクトのことを取り上げてくれている。非常に関心が高いようだ。

日経新聞 「全国の若手経営者150人、ネットで投票呼びかけ・衆院選」

CNET 「グリー、SNSで総選挙の話題を集約--選挙に行こうプロジェクトの公式SNSも」

毎日新聞 「選挙:衆院選 若手起業家157人「選挙に行こう」

北海道新聞 「若手起業家HPとリンク 民主、投票呼び掛け賛同」

ありがたいこことに、発起人の方々からは、次のとおりさまざまなボランティアのオファーを頂いた。

・ピンズファクトリーの大久保さんからは、YESプロジェクトのピンを2000個無償で提供してくれるとのオファーがあった。
・(株)データ復旧センターの藤井社長からは、月間100万PVあるサイトに、無償でYESプロジェクトにリンクを貼ってくれている。

YESプロジェクトのリンク・バナーも出来上がったようだhttp://www.yesproject.com/banar.html。

YESプロジェクトのブログにも起業家の発起人が続々と書き込んでくれている。これからもかなりの広がりを期待できそうだ。
3つのYESのうち、「もっと発言しよう」は明らかに、実現されつつあるようである。

大きなインパクトを感じ取れる社会活動に繋がっていることを実感していた。

2005年8月26日
麹町のオフィスにて
堀義人

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    YESプロジェクト発足おめでとうございます。グロービスの堀義人社長が提唱し、若手企業家157名が発起人になって日本を変えていこうという趣旨には大賛成です。 いよいよ日本もこれまでの徳川幕府的な支配体制から真の民主国家へと脱皮するのではないかと期待しております.......……続きを読む

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    今回、若手経営者が結束してYES! PROJECTを立ち上げた。政治は他人事ではないという明確なメッセージと各自が経営者として初回に何かを還元しようとする情熱が伺える。国民一人ひとりが投票権を行使する目的以外のアジェンダはなく両政党からも支持された。 この行動力と取り組みには敬意を表す。時間的に全く余裕がない状況で発足しているので走りながらの改良が進められると考えられる。 ここで自分としてYES Projectを更に言いものにするため、下記を提言したい。 SNSならmixiも活用 やはりSNSで選挙...……続きを読む

    受信 : 2005年8月27日 (土) 20時24分

  • ブログとSNSで選挙を変えるYES! PROJECT from [R] Richstyles!

    今回、若手経営者が結束してYES! PROJECTを立ち上げた。政治は他人事ではないという明確なメッセージと各自が経営者として初回に何かを還元しようとする情熱が伺える。国民一人ひとりが投票権を行使する目的以外のアジェンダはなく両政党からも支持された。 この行動力と取り組みには敬意を表す。時間的に全く余裕がない状況で発足しているので走りながらの改良が進められると考えられる。 ここで自分としてYES Projectを更に言いものにするため、下記を提言したい。 SNSならmixiも活用 やはりSNSで選挙...……続きを読む

    受信 : 2005年8月27日 (土) 21時03分

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    受信 : 2005年9月 9日 (金) 11時27分

コメント(9)

  • はじめまして。
    いつもコラムを楽しみにしています。

    YESPROJECTの準備〜実行と大変なご苦労があったと思います。そして、ブログは非常にパワーを持っており見ている私はワクワクしています。
    はっきりとした数値では効果測定が出来ないかも知れませんが必ずや今回の行動は投票率の向上に寄与していると思います。
    私たちもPROJECTの準備にかかわる人たちの為に、かげながら個人レベルで出来る事を行い、応援していきます。

    今後もお忙しいでしょうけど、頑張って下さい。

    投稿者: m.a

  • 堀さん
                               
    初日(8/25)からBLOGやGREEでしっかり見させて頂いております。この活動、応援させて頂きます(海外にいても可能)。

    ”YES発足一日目の風景”では、「成功している、すごい、速い」と思う一方、”なんか変”な感じを受けてました。それは、代表であるはずの堀さんの名前があまり目立って出てないことでした。「たぶん、遠慮されているのかなあ」と思ってました。

    日本人はこういう事に遠慮がちになることが”美徳”の一つと考えます。
    この感情は非常に大切な感情であることを認識しながらも、
    発起人やリーダーには、(悪い結果が出た場合は言うまでもなく)良い結果や良い影響が出た場合にも、ある種の責任が付きまとう事を考えますと、発起人代表者名は明記された方が良いと考えてました。

    ”YES発足二日目の風景”(8/26)では、発起人代表者名が各所に明記されており、記者会見で完全に認知され、これで、”なんか変”な感じは消え去りました。完全なるコミットですね。

    20、30代が年代別投票率(政治課題関心率)1位、2位になることを期待しています。

    投稿者: fuku@munich

  • 前略 手違いで複数のTBをお送りしてしまったことをお詫び致します。お手数ですが、一つを除いて削除して頂きたく、お願い致します。

    投稿者: yt

  • 総務省の人口推計最新版によれば20~49歳人口と50歳以上の人口がちょうど1:1で拮抗しています。
    従来は20歳の投票率20%、60歳の投票率は60%と若者のでしたが、今回の選挙の対立軸は、既存の制度的甘みを年金などで持ち勝逃げする団塊の世代以上と、これからの時代を創る若者との 公正な世代間の負担と責任のを如何にするかであると思います。

    公示まであとわずかですが、是非共今の運動の様々なchで伝え、日本の若者の代表としてリーダーシップを期待しています。

    20、30、40代が年代別投票率(政治課題関心率)の高位になる劇的な選挙にしたいものです。

    投稿者: 上海

  • 堀さん

    コメント&TBありがとうございます。
    BLOGも楽しく拝読させて頂いています。

    実は私は、
    ・住商系(子会社ですが)在籍→起業
    ・しかも教育分野での挑戦
    と、堀さんと共通点があり、勝手に親近感を
    抱かせて頂いておりました。

    お忙しいとは思いますが、陰ながら応援させて頂いておりますので、YESプロジェクトもお仕事も頑張って下さい。

    いつかビジネスの話でご一緒出来るよう頑張ります。
    まずは、オンライン教育で日本語教育を変えます!

    ジャパン オンライン スクール 代表 小池

    投稿者: J-OS 代表 小池

  • 堀義人さまから、コメントが届くとは思っていませんでした。感激です。YESPROJECT期待しています。「政治家比較ドットコム構想」実現できたら、面白いですよね。これからの社会をより良い方向へ導く、礎にならん事を期待しています。

    投稿者: きつね

  • どこの馬の骨かも知らない俺は、YES projectのSNSに参加できないのかもしれません。
    それか、ただ単にSNSを運営されている方がお忙しいのかもしれません。

    でも、プロジェクトの趣旨にのっとて俺は身近な所から活動していくだけです。
    少しでも多くの同年代に、自分たちが生きている国について関心をもってもらおう、選挙に行こう、と呼びかけています

    押し付けるのではなく、自分の考えを述べ、相手の考えを聞き、ゆっくりと対話していこうと思います。

    投稿者: LONEWOLFのひろあき

  • このようなプロジェクトを立ち上げて
    下さり、本当に嬉しく思っています。
    (発起人の中に知人がいらっしゃいまして、
    その方にもお礼申し上げました)

    こうやって日本を少しずつ変えていける
    ように、われわれが頑張らなければ!と
    強く実感します。
    TBさせていただきますね。

    投稿者: つきのみどり

  • 自民党の懇談会では失礼しました。政治記者30年やってきましたが、こういう動きが出たのは初めて。当方もメルマガ・ブログの世界に足を踏み込み始めた矢先で、大変注目しております。8000万人がインターネットを利用する完璧なネット社会。その時代にあって、旧態依然たる政治スタイルが通用するはずがありません。こちらは55年体制どっぷり型の旧人類ですが、新時代の政治をどうするか、この国をどういう方向に持っていくべきなのか、新たな発想で取り組みなおしてみたいと思っています。さまざまな刺激をありがとうございます。

    投稿者: 花岡信昭

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