起業家の風景(エッセイ) 起業家の風景 一覧へ

2015年1月23日 (金)

日本人・アジア人・地球人 ダボス会議2015年~3)ダボス会議3日目の風景「ダボスは巨大な発信基地だ」

朝6時過ぎ、アラームが鳴る数分前に目が覚めた。ちょっと疲れが残るが、健康状態はバッチリだ。朝からメールの返信をして、ツイッターの返信を見て、NewsPicksにコメントを書いた。そして、今から着替えて、朝食会へと向かう。本日は、僕がホスト役の下村博文・文部科学大臣を交えた会合からスタートだ。

下村博文大臣を招いた朝食会には、ダボス会議ならではの錚々たる財界人が集った。来年秋に開催予定の「スポーツ文化ダボス」に関して意見交換をした。竹中平蔵さん、経済同友会次期代表幹事・小林喜光さん、三菱商事・小島順彦会長、LIXIL・藤森義明CEO、みずほフィナンシャルグループ・佐藤康博CEO、伊藤忠・小林栄三会長、リクルート・峰岸真澄社長、日立・中西宏明CEO、日産・志賀俊之副会長、東芝・室町正志会長、三菱重工・大宮英明会長、東京海上・隅修三会長、アクセンチュア・程近智社長など、この場で書ききれないほどだ。

これだけのメンバーが集えば、かなりのことが可能になる。ご参加頂いて感謝!





ホテルを後にして、ダボス会議のメイン会場へと向かった。Japan Outlookのセッション 「The New Context for Japan」 に向かう途中で小林りんさんと、ようやく遭遇した。思わずツーショット!





これからダボス会議にてジャパンセッションが始まる。会場は満杯で、著名人も多く集い、日本への関心の高さがうかがえる。さすがアベノミクス効果だ。壇上には、下村博文部科学大臣、竹中平蔵さん、経済同友会・長谷川閑史代表幹事、三菱商事・小島順彦会長他。





ジャパンセッションが満杯なので、外国人の方に席を譲り、僕はメイン会場を抜け出してホテルへと向かった。米国の独立系シンクタンクであるWilson Centerが開催するイベントに参加した。壇上には、トニー・ブレア氏、トム・フリードマン氏、エジプトのシャフィク・ゲーブル氏、Wilson Center CEOのジェーン・ハーマン氏、そしてシリアの財界人アイマン・アスファリ氏などだ。





セッションのテーマは「What will defeat ISIL?」だ。チャタムハウスルールなので、ここでは書けないのが残念だ。だが痛感するのは、ダボス会議で議論されたことにより、世界は動き出すということ。そう思えるのが、この場の凄さだ。最後に手を上げて、思い切って質問してみた。

「ISISは日本人2人を捕らえ、2億ドルの身代金を要求している。日本国民は、中東問題に関わらない方が良いと考え始めている。安倍総理にどうアドバイスするか?」と。回答は、「テロリストと交渉するな。身代金を払うな。毅然とした態度を貫け。」という内容だった。

会場となったホテルから見えるダボスの風景。今日は、天気が良い。





WSJにデカデカとグロービスの広告が掲載された。世界のリーダーが注目するグロービスに!!





WSJに続き、ジャパン・タイムズに僕のインタビュー記事が掲載された。ダボス会議への参加に合わせて、世界のトップリーダーに向けてメッセージを発信! 日本では今、「静かな革命」が進行している。

Forging better Japan through ‘quiet revolution’

ダボス会議で感心することは、メディアカバレッジの凄さだ。今朝、NHKの国谷裕子さんがモデレートしたセッションも行われた。竹中平蔵さんによると、「メディアカバレッジは、G20の倍以上だ」という。だが、日本メディアでは殆ど書かれていないのはどうしてだろうか? メディアの内向き指向なのだろうか?

本日のフィナンシャル・タイムズの一面を飾った記事は、まさに僕が昨日のコラムで執筆した内容だった。見出しは、「シリコンバレーは、銀行が陥ったのと同じ信頼度の崩壊を招くだろう」だ。「IT業界のトップは、あまりにもレピュテーションリスクに無頓着だ」と記載されていた。

ダボス会議の場は、巨大な発信基地になっている。この場で語られたことは、もの凄い勢いで世界をまわり、人々の意識を変え、政治を変えていく。この場で存在感が無いということは、存在しないのと一緒であり、立場が悪くなることとなる。

そんな場で安倍総理の不在中、今年もジャパンそしてグロービスは、気を吐いている。今晩には、ジャパン・ナイトとグロービス・ナイトが開催される。その模様は、「ダボス会議2015年~4)ジャパン・ナイトとグロービス・ナイトの風景」として、弊社の水野知見録編集長に写真とともに執筆してもらうこととする。乞うご期待。

2015年1月22日
ダボスにて執筆
堀義人


―――――――――――――――――
ダボス会議参加報告:過去ブログ一覧

■2015年 ダボス会議
2015年1月21日 ダボス会議2015年~1)ダボス会議1日目の風景
2015年1月22日 ダボス会議2015年~2)ダボス会議2日目の風景「ダボス会議の潮目が変わった 」

■2014年 ダボス会議
2014年1月22日 ダボス会議2014年~1)10年目のダボス
2014年1月22日 ダボス会議2014年~2)前夜祭当日のダボスの風景
2014年1月24日 ダボス会議2014年~3)ダボス会議初日の風景
2014年1月24日 ダボス会議2014年~4)安倍総理、日本人で初めてダボス会議の基調講演を行う
2014年1月25日 ダボス会議2014年~5)グロービス・ナイト開催!
2014年1月25日 ダボス会議2014年~6)ダボス3日目の風景
2014年1月26日 ダボス会議2014年~7)最終日の風景
2014年1月27日 ダボス会議2014年~8)ダボス会議を振り返って
2014年6月12日 11年目のダボス

■2013年 ダボス会議
2013年1月30日 ダボス会議2013~その1)ダボス会議初日
2013年1月30日 ダボス会議2013~その2)ダボス会議二日目
2013年1月30日 ダボス会議2013~その3)ダボス会議三日目
2013年2月1日 ダボス会議2013~その4)ジャパン・ナイトとグロービス・ナイト
2013年2月1日 ダボス会議2013~その5)ダボス会議四日目
2013年2月1日 ダボス会議2013~その6)ダボス会議最終日
2013年2月2日 ダボス会議2013~その7)ダボスからの帰路の風景

■2012年 ダボス会議
2012年1月31日 ダボス会議2012~1)1、2日目統一テーマ「大いなる変遷と新たなモデルの構築」
2012年1月31日 ダボス会議2012~2)3日目:「世界と肩を並べるグロービスへ」
2012年2月2日 ダボス会議2012~3) 4日目 外交の主戦場としてのダボス会議
2012年2月2日 ダボス会議2012~4) 5日目 世界とのネットワーキング
2012年2月2日 ダボス会議2012~5) 6日目:ダボス帰路の風景

■2011年 ダボス会議
2011年2月2日 ダボス会議2011~(1)「リーダーの品評会」としてのダボス会議
2011年2月2日 ダボス会議2011~(2)ダボスの夜
2011年2月2日 ダボス会議2011~(3)国のプレゼンス
2011年2月3日 ダボス会議2011~(4)菅総理のスピーチのツイッターによる実況中継
2011年2月3日 ダボス会議2011~(5)チーム日本の活躍
2011年2月3日 ダボス会議2011~(6)ツイッターで綴る帰路の風景
2011年2月3日 ダボス会議2011~(7) マスコミの課題と新たな発信
2011年2月4日 ダボス会議2011~(8)番外編:エピソード集

■2010年 ダボス会議
2010年1月27日 ダボス会議2010~(1)ダボス会議に参加する意味
2010年1月27日 ダボス会議2010~(2)ダボスへの道のり
2010年1月29日 ダボス会議2010~(3)ワインのある風景
2010年1月29日 ダボス会議2010~(4)ダボス会議の醍醐味
2010年2月1日 ダボス会議2010~(5)ダボス2日目の風景
2010年2月1日 ダボス会議2010~(6)ダボス3日目の風景
2010年2月2日 ダボス会議2010~(7)ダボス4日目の風景


■2005年 ダボス会議
2005年2月1日 ダボス会議での憂鬱 -外国投資家のキャピタルゲインに対して
2005年2月3日 世論形成の場としてのダボス会議 
2005年2月7日 ダボス会議にセレブの登場!
2005年2月10日 ダボス会議の「12の難題
2005年2月14日 ダボス会議番外編~ダボスでのスキー
2005年3月4日 ダボス会議からあすか(ASKA)会議へ

■2004年 ダボス会議
2004年1月27日 ダボス会議参加報告(その1) 
2004年1月30日 ダボス会議参加報告(その2) 
2004年2月3日 ダボス会議参加報告(その3)
2004年2月5日 ダボス会議参加報告(その4)

トラックバック(0)

この記事のトラックバックURL :
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45572/61018231

コメント(0)

コメントを書く

お名前
メールアドレス 本サイト上には掲載しません。
URL
コメント本文(必須
コメントは管理者が公開するまで表示されません。
不適切な発言は、管理者の判断において削除することがあります。

はじめに

「起業家の風景/冒言」一覧

起業家の風景 最新コラム

起業家の冒言 最新コラム

メールマガジン配信

著書

グロービス 事業紹介